ディスク厚偏差の測定
capaNCDT DTV測定システムは、ブレーキディスクの厚さおよびディスクの厚さ偏差(DTV)を高精度に測定するため、試験台、走行試験、ならびに整備工場で使用されるシステムです。測定は、両側からブレーキディスクを非接触で検出する静電容量式変位センサにより行われます。この方法により、ブレーキディスクが回転している状態でディスク全周の厚み偏差を測定できます。さらに、複数のセンサペアを用いることで、マルチトラック厚み測定も可能です。本アプリケーション向けに、4つのセンサ測定面を備えた堅牢なセンサをご用意しており、複数の測定トラックを同期取得することが可能です。
試験台および走行試験向けの堅牢な多チャンネルセンサ
先進的なマルチトラックセンサ CSH1.4FLのコンパクトな筐体には、4台の静電容量式センサが内蔵されています。これにより、ブレーキディスク上の4トラックを同時に検出できます。位置精度の高い厚み測定のために、ブレーキディスクの対向する両側に取り付ける鏡像タイプのセンサをご用意しています。セラミック基板が機械的および熱的負荷からセンサを保護します。これにより、高い温度安定性も実現され、周囲温度が変動する環境下でも高精度な測定結果が得られます。
DT6220コントローラと組み合わせることで、4つのセンサチャンネルの設定と同期処理を行うことができます。高い帯域幅により、5 kHz (-3 dB) までの動的な測定が可能です。データは、アナログ出力で、またはEthernet /EtherCATインターフェース経由でデジタル出力されます。センサおよびコントローラの設定は、ウェブインターフェースを介して迅速かつ容易に行うことができます。
携帯用測定ケース
DTV測定ケースを使って、ブレーキディスクの厚み、あるいはディスク厚偏差 (Disc Thickness Variation: DTV) を現場で直接、迅速かつ柔軟に測定できます。ケースには、ソフトウェアライセンス付きの2チャンネルコントローラ、ケーブル付き静電容量式センサ2台、および容易な取り付け用のホルダセットが収められています。これにより、ブレーキディスクの高精度な厚み測定を短時間で行うことが可能です。取得したDTVデータは、その後、PCまたはノートPC上で容易に評価できます。コントローラは、Micro-EpsilonのDisc Thickness Variation Measurement Software用にアクティベーション済みです。特殊機能によりブレーキディスクの孔の影響を除去でき、高度なアルゴリズムによって広範な評価が可能です。追加のエンコーダは不要です。

